「もうお前には期待しないことにした」 いくら努力しても魔術が一切使えず落ちこぼれの烙印を押された 魔術一家エスランド家の長男ノーマン。 家で、そして魔術学校でも蔑まれついには追放されたノーマンだが、 封じられた悪魔の書物《アルス・ゲーティア》と出会う。 ノーマンは知る。 自分が悪魔に好かれる特異な人間だということを。 そして決意する、悪魔を使役して自らの価値を示すことを。 悪魔を従え、ノーマンの反逆が始まる――!!