中学3年生、夏。目標を失い、野球から遠ざかる雄大。憧れに失望し、我が道を進むさとる。道を違えたかに思えた2人だったが、執拗に絡みつく深い因縁は、彼らを甲子園決勝へと導き、再び相対させる。「お前の野球は間違っている」互いの否定から始まった物語の行き着く先には何が待つ――。 某年某日。“神の子”と“怪物”は語り合う。 「甲子園を死に場所にしよう」 互いの野球に終止符を打て!!超時代の異常激情野球大河、ここに閉幕!!