裏路地で襲い掛かってきた風変わりな武器と戦闘技術を持つ女を撃退したジグ。しかし彼女の正体は二等級の冒険者だった。殺せばすぐに足がつき、見逃せばシアーシャに手が及ぶとも限らない。残された手段は一つ、それは他のどの方法よりも困難が予測されて……奇異の目に晒される中、一際目立つ“憎悪”の視線を感じたジグ。彼の前に現れたのは――!?