大きなものをなくしても、まだあった、大切なもの。 とっても切なくて、ちょっとおかしくて、あったまる。 いま最注目の作家が放つ、心にふわりと響く長編小説! 父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。そして、その悲しい出来事のあとも……。 泣きたくなるのはなぜだろう?優しすぎるストーリー。 第26回吉川英治文学新人賞 受賞