『キマイラ』『サイコダイバー』『餓狼伝』『陰陽師』など数多くのヒットシリーズを生み出した夢枕獏が放つ、サイバー伝奇アクション小説を実力派・伊藤勢がコミカライズ化。ジャングルの奥深くに伝わる奇病・独覚ウイルスを植えつけられ、人間の持つ能力を遙かに凌駕する近代兵器として生まれ変わった12人の独覚兵。12神将になぞられた能力を駆使し、互いに命を削る戦いを繰り広げる。
1951年神奈川県出身。77年、SF文芸誌『奇想天外』にて「カエルの死」でデビュー。89年「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞、98年「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。「餓狼伝」「魔獣狩り」「キマイラ」「陰陽師」シリーズなどで人気を博す。著書多数。趣味である格闘技観戦、釣り、写真に関連した著作も数多い。