内容紹介
関口将太の成長を描いた『将太の寿司』より15年。
回転寿司の隆盛、世界的な寿司ブームとそれがもたらしたマグロの奪い合いと漁獲制限。
時代はめぐり寿司を取り巻く状況も大きく変化する中、鳳寿司では二人の将太が修業していた。
佐治安人の息子・佐治将太。関口将太の息子・関口将太朗。
ひとりはパリに向かい。ひとりは日本で腕を磨きつづける。
世界を股にかけた若武者たちの成長と奮闘を巨匠が描く、青春寿司エンタ!!
岩寿司の親方が昔食べたという幻の白身とは!?将太朗は、サハルとともに幻の魚を追い求める!!一方、パリの将太はモナミ鮨に腰を落ち着け、西堀の紹介で在仏日本人の知り合いも増えてきた。順風満帆かと思われたパリでの生活だったが、将太は就労ビザの存在を忘れていた。そのままで働くと不法就労で国外退去になってしまうのだが――。
目次
- クレーマー・クレーマー
- 思い出の白身
- 盲点
- 握りのライセンス
- 世界料理
- 魚はどこにいる?
- ブルターニュの車窓から
- イスの都
- 子供の人生
- 鐘の音
製品情報
製品名 | 将太の寿司2 World Stage(3) |
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著者名 | 著:寺沢 大介 |
発売日 | 2015年01月23日 |
価格 | 定価:618円(本体562円) |
ISBN | 978-4-06-354552-4 |
判型 | B6 |
ページ数 | 208ページ |
シリーズ | イブニングKC |
初出 | 『イブニング』2014年14号~17号、19号~24号 |