入らないのなら、入る工夫をすればいい。恋人と身体で繋がれないというコンプレックスを抱え続ける鳥居さち子は、ある晩、潤滑油代わりのベビーオイルを使ってことに臨もうとしていた。「無理矢理でもいいからやってみてほしい」とさち子から頼まれた慎は、激痛に耐える彼女の中へ少しずつ進んでいく‥‥。血に染まるシーツの上で、二人を待つ運命はーー!? 累計23万部を突破し、Yahoo!検索大賞小説部門を2年連続受賞した話題の私小説が鮮烈コミカライズ!倉本慎と付き合い始めてから4年。“入らない”問題は、いまだに鳥居さち子を苦しめていた。誰にも言えない悩みを抱え、教師となった彼女を襲う厳しい現実とは‥‥!?この痛みは、決して他人事ではない。
主婦。ブログ『塩で揉む』が人気。同人誌即売会「文学フリマ」に参加し、『なし水』に寄稿した短編を加筆修正した私小説『夫のちんぽが入らない』で2017年にデビュー。翌年には2作目となる著書『ここは、おしまいの地』を上梓した。現在、『クイック・ジャパン』『週刊SPA!』で連載中。
2009年、『赫色少年の素晴らしき日々』で第60回ちばてつや賞ヤング部門大賞を受賞しデビュー。同作品が第1話となり初連載『R-中学生』(全3巻)をスタートさせる。その他、主な著作に『ウシハル』(全5巻)、『水色の部屋』(全2巻)、『きらめきのがおか』(全2巻)がある。