皇家の遺子・楠昴皇子率いる日薙嶌国軍は、伝説の武器・東弓を手に破竹の連勝を続けていた。この状況に対して、大将軍・陶は大秦本国より独立し「日薙将国」を名乗る。そして嶌国と休戦し、対大秦同盟を組むという奇策を打った。だが海を渡り侵攻する大秦軍を前に、将国の智将・兆が突如離反し、同盟軍の防衛線は瓦解してしまう。さらに兆の秘密兵器・弩により、東弓は破られ、絶体絶命の窮地に陥る皇子たち。もはや万策尽きたと思われた瞬間、速布叉による秘策が炸裂。まさかの逆転に成功する。しかし、大秦との決着が着いたところで、真の勝者を決めるために嶌国と将国は再び戦闘状態に入る。両軍の間で皇太子・馬の奪い合いが勃発。だが昴皇子の身柄は陶により抑えられる。更には、その正体をも暴かれてしまう…!!
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