日常の憂さ晴らしに別れた女の服を着て町を歩いていたエリート営業マン・松岡は、
乱暴されていたところを同じ会社の冴えない先輩・寛末に助けられる。
仮の姿・江藤葉子のまま逢瀬を重ねるうちに、不器用ながらも
純粋に自分を想ってくれる寛末に惹かれていった松岡は、
抑えきれぬ想いからついに自分が男であることを告白する。
しかし、待っていたのは思いもよらぬほど強い拒絶だった。
「どんな姿でもきっと君を愛してしまう」
そう言ってくれたはずなのに、どうして――。
叶わぬ愛の苦しさと美しさを描いた木原音瀬の最高傑作を上下巻で待望コミカライズ!
下巻となるこの電子版には、木原音瀬による描き下ろしショートストーリーを収録!
原作小説では描かれなかった二人の後日談は必読!ご期待ください!!
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