山岸凉子が描く古代日本・ヤマタイの物語! ばばさまは、その昔ヤマタイの「聞こえさま」日女(ヒルメ)であり、今の「聞こえさま」日女子(ヒミコ)の姉であった。この二人の「聞こえさま」をめぐって、大王の地位を狙う四人の王子の争いに壱与(イヨ)は巻き込まれていく。日本史最大のミステリー「邪馬台国」と「卑弥呼」をモチーフに山岸凉子が挑んだ傑作歴史物語!
©Ryoko Yamagishi
北海道札幌市生まれ。1969年、マンガ家デビュー。1983年、『日出処の天子』で第7回講談社漫画賞を受賞。2007年、『テレプシコーラ』第1部・全10巻第2部・前5巻(KADOKAWA)にて、第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。近著に『レベレーション(啓示)』がある。