父を亡くし、許嫁の文也に引き取られる形で水無月家の本家へとやってきた六花。 外の世界で生きてきた六花にとって、水無月家の日常は新鮮なことばかり。 そんな新しい環境の中で、六花は「料理」という自分の役割を見つける。 夕食のカレーを作っていた六花は、匂いにつられてやってきた白い塊…もとい、文也の妹・卯美と遭遇して―――? 天女の血を引く一族の、仁義なき婚姻譚第2巻。
©友麻碧・水辺チカ・花邑まい/講談社