あたたかな水無月家での暮らしに慣れ始めた六花。 彼女の幸せを認めない「母」の来訪に、心を蝕まれながらも「僕たちは恋愛結婚です」と断言する文也に背中を押され、ふたり寄り添い生きていく決意を新たにする。 水無月を知るため、文也を守るため、六花は書物を捲り、天女の謎に近づいていく。 平穏が戻ってきた矢先、生徒会長が”カクレ形代”に襲われたとの一報が――。 天女の血を引く一族の、仁義なき婚姻譚第4巻。
©友麻碧・水辺チカ・花邑まい/講談社