文也たちの母親・照子の夢の中に入り込み、彼女と会話することに成功した六花。そこで過去、水無月家で何があったのかを知ることになる。六花の父・六蔵の駆け落ちに絶望する照子を救ったのは文也たちの父・天也の温かな愛だった。 「夢幻病から目覚めるつもりはないのか」という六花の問いに、照子は力なく首を振り、文也たち兄妹への伝言を六花に託す―――。温かな愛を知り、過去を紐解く第7巻。
©友麻碧・水辺チカ・花邑まい/講談社